前回はエリアトラウトロッドについて解説しました。
今回はリール編になります。
リールもロッドと同じくトラウト専門リールがあります。
しかし、専門ロッドに比べ専門リールにこだわる必要は少ないです。
もちろん、トラウトフィッシングに適した仕様になっていることは確かですが適した番手(大きさ)のリールであれば問題はありません。
今回は4ステップに分けて解説していきます。
目次:
リールの価格帯
釣具屋さんにはリールコーナーがあり、ガラスケースに入れられたリールや
誰でも触れるように売り場に出されたリールが売られています。
値段により性能がおおよそ分かれています(以下参考程度に)。
- 0~5000円 入門モデル
- 5000~10000円 エントリーモデル
- 10000~30000円 ミドルモデル
- 30000~50000円 ハイスペックモデル
ストレスなく釣りをするにはエントリーモデル以上をおススメします!
管釣りで重視される機能
主に管釣りで重視される機能としては
- リールの重量
- ドラグ性能
- 巻き心地
になります。一つずつ解説していきます。
リールの重量
管釣りは短くて三時間、長いと半日から一日釣りをすることが多いです。
わずか数重gの違いと思いきや長時間釣りをするほど軽いに越したことはありません。
また、軽いロッド、軽いルアーを使うため、軽いリールの方がタックル(今回はロッドやリールの組み合わせ。釣り道具全般のことを指す場合もある。)のバランスがとれて扱いやすいです。
ドラグ性能
ドラグとは、魚がかかった際に糸が切れないように魚の引っ張りに合わせて自動で糸が出ていく機能です。ドラグ性能が低いとせっかく大物がかかった際に糸が切られたり、急に魚に引っ張られたときに糸が切れやすくなります。
特に管釣りでは細い糸を使うことが多く、大物になると50cmオーバーの魚がかかることもあります。そのため、ドラグ性能は重要です。
巻き心地
管釣りでは軽いルアーを巻いていきます。巻き心地が滑らかな方が巻くスピードが一定に保ちやすいです。また、魚の当たりが分かりやすいです。
リールの大きさ
リールには同じ名前のリールでも番手(大きさ)の違いがあります。管釣りで使われるリールの大きさは主に1000~2000番となります。
1003や2004、1000sや2000sなど4桁の数字以外にも書かれています。
1003や2004の意味としては
1003=3lbのナイロンラインが100m巻ける。
2004=4lbのナイロンラインが100m巻ける。
1000sや2000sの(s)はスプール(ラインが巻いてある部分)がShallow(浅い)ということです。管釣りは100m程度ラインが巻くことができれば十分だと思います。
リールのスプールにはこのようにどの種類のラインがどの量巻けるか記載してあります。
このスプールの場合は
ナイロンライン3lbが100m
PEライン0.3号が120m、PEライン4号が100m 巻けるということになります。
おススメリール
まとめると1000〜2000番のリールで軽くてドラグ性能が良い物がおススメです。
そんなリール高いんじゃないの?と思われるかもしれませんが実売7000円程度であります!ダイワのレガリスLTがおススメです。自重は1000番で185gしかありません。
ドラグもATDという上位機種も使用されているものになります。
今回はリールについて解説を行いました。次回はラインについてです!